授業科目名
  伝熱学
   Heat Transfer
時間割番号
7706
担当教員名
  保浦 知也
実務経験
反映科目
学科・年次
  工学部 基幹工学教育課程 3年次
科目区分
  専門教育科目
単位数
2
時間割
  後期 金曜11-12限
授業形態
講義
授業実施方法
  ☑ 対面【一部遠隔の場合あり】
  ☐ 全て遠隔【全授業(テストを除く)をオンデマンドで実施(全オンデマンド型)】
  ☐ 全て遠隔【同時双方向で実施】
  ☐ 全て遠隔【オンデマンド及び同時双方向で実施】
  ☐ 1/2遠隔【全授業のうち、1/2以上を遠隔(オンデマンド又は同時双方向)】

・「全て遠隔」又は「1/2遠隔」に✓のある科目は、遠隔授業の上限単位数60単位に算定されます。
・大学院には遠隔授業における上限単位数はありません。
ディプロマ・ポリシーとの対応
☑ 1. 基幹となる専門分野の基盤的な知識・技術とこれによって課題を解決する能力,新たな知識・技術を習得し創製する能力
☑ 2. 現象の理解・操作のための数理的基礎知識と科学的素養
☐ 3. 人間,文化,社会を理解し,それらを技術的観点から考察する能力と技術を新しい生活につなぐ強い使命感・責任感,高い倫理観
☐ 4. 国内外の人々と対話できるコミュニケーション力と論理的思考力
授業の目的・達成目標

 熱の移動(伝熱)という現象は日々の生活で観察されるばかりでなく,エンジン,冷暖房装置,家電・電子機器,ボイラ,工業炉など多種多様な工業製品の性能を左右する因子であり,さらには近年注目されている都市から地球規模に至る環境問題にも深くかかわっている.伝熱工学は,主に工業界で実際に現れる熱移動問題を取り上げて,それを科学的に取り扱えるように体系づけられた学問である.伝熱工学では,熱移動が熱伝導,熱伝達,熱放射という三つの基本形態に区別して取り扱われる.これにより複雑な熱移動の問題に適切に対処できるようになる。本科目では,数学,熱力学,流体工学などの知識を基礎として,熱移動の基本形態と法則を学び,基礎的な問題を解く過程を繰り返すことで,実際的な問題に適切に対応できる力をつけることを目標とする.

授業計画

① 伝熱工学への導入(概観),熱移動の三形態(熱伝導,熱伝達,熱放射)
② 熱伝導と熱伝導率(熱流束の定義,フーリエの法則)
③ 単一・多層平板の熱伝導,円柱・球の熱伝導
④ 非定常熱伝導方程式とその解法,熱拡散率
⑤ 熱伝達と熱伝達率(ニュートンの冷却の法則)
⑥ 熱通過と熱通過率(1)
⑦ 熱通過と熱通過率(2)
⑧ 熱交換器の形式と構造,熱交換器の伝熱計算
⑨ フィンによる伝熱促進
⑩ 対流熱伝達の基礎,速度境界層と温度境界層
⑪ 無次元数と次元解析
⑫ 対流熱伝達の支配方程式,強制対流と自然対流
⑬ 対流熱伝達の実験式と応用
⑭ 沸騰熱伝達,凝縮を伴う熱伝達
⑮ 熱放射の概念と基本法則,二面間の放射伝熱
⑯ 総括と試験

成績評価の方法

講義の受講状況,レポートの提出状況,レポートの内容,期末試験を総合的に考慮して成績を評価する予定です.

成績評価の基準
秀  達成目標を超えた成果を上げている 100点~90点
優  達成目標に十分達している     89点~80点
良  達成目標に達している       79点~70点
可  達成目標に概ね達している     69点~60点
不可 達成目標に達していない      59点以下

期末試験の結果を主として,講義の受講状況,レポートの提出状況,レポートの内容,期末試験などを総合的に考慮して成績を評価する.

事前・事後学修等の指示及び履修にあたっての注意事項

前回の授業内容を十分に復習しておくこと.

関数電卓を持参すること.

教科書