授業科目名 | 熱力学 Thermodynamics | 時間割番号 | 6903 |
担当教員名 | 飯田 雄章 | 実務経験 反映科目 | |
学科・年次 | 工学部 基幹工学教育課程 2年次 | ||
科目区分 | 専門教育科目 | 単位数 | 2 |
時間割 | 後期 水曜13-14限 | 授業形態 | 講義 |
授業実施方法 |  ☑ 対面【一部遠隔の場合あり】  ☐ 全て遠隔【全授業(テストを除く)をオンデマンドで実施(全オンデマンド型)】  ☐ 全て遠隔【同時双方向で実施】  ☐ 全て遠隔【オンデマンド及び同時双方向で実施】  ☐ 1/2遠隔【全授業のうち、1/2以上を遠隔(オンデマンド又は同時双方向)】 ・「全て遠隔」又は「1/2遠隔」に✓のある科目は、遠隔授業の上限単位数60単位に算定されます。 ・大学院には遠隔授業における上限単位数はありません。 | ||
ディプロマ・ポリシーとの対応 ☑ 1. 基幹となる専門分野の基盤的な知識・技術とこれによって課題を解決する能力,新たな知識・技術を習得し創製する能力 ☐ 2. 現象の理解・操作のための数理的基礎知識と科学的素養 ☐ 3. 人間,文化,社会を理解し,それらを技術的観点から考察する能力と技術を新しい生活につなぐ強い使命感・責任感,高い倫理観 ☑ 4. 国内外の人々と対話できるコミュニケーション力と論理的思考力 | |||
授業の目的・達成目標 熱力学は,工学の一つの柱となる学問で,エンジンの熱効率向上,熱エネルギーの有効利用等を図る際の根本原理を教えている。また,熱に関連する技術は機械工学の中で大変重要な位置を占めている。例えば,ロケット,航空機,自動車のエンジン,火力や地熱による発電,エアコンなどの機械から,都市,地球の環境問題,半導体の製造やコンピュータの冷却など,広範囲にわたっている。 本講義では,熱力学の基本法則の理解とその利用に関する基礎知識を習得し,将来遭遇するであろう種々の新しい工学的問題を解決できる力を養うことを目的としている。 達成目標は 1)流動系での熱力学の第一法則を理解し工業仕事を求めることができること 2)第二法則を理解しエントロピーの計算,最大仕事を求めることができること の2点である. 授業計画 授業内容 以下の内容について演習を交えながら講義を進める。 ① 熱力学の歴史的背景,熱エネルギーの性質(有効エネルギーと無効エネルギー) ② 基本概念の整理(系,熱平衡,温度,状態量,状態式) ③ 絶対仕事,排除仕事,工業仕事 ④ 熱力学の第一法則,閉じた系と開いた系(定常流動系)のエネルギー保存則 ⑤ 理想気体の内部エネルギー,エンタルピー,比熱 ⑥ 理想気体の準静的変化(可逆断熱,ポリトロープ変化) ⑦ ①から⑥までの演習問題(動画) ⑧ 熱機関の熱効率と冷凍機,ヒートポンプの成績係数 ⑨ カルノーサイクル,逆カルノーサイクル,熱力学の第二法則 ⑩ 中間試験 ⑪ 周回積分,クラウジウスの不等式,エントロピー変化の定義,エントロピー生成とエントロピー輸送 ⑫ 理想気体のエントロピー変化の計算,相変化のエントロピー変化の計算,T-s線図 ⑬ ⑪と⑫についての演習問題(動画) ⑭ 有効エネルギーとそれに関する演習問題(動画) ⑮ 総括と学期末試験
成績評価の方法 中間試験40%と期末試験40%とレポート20%により成績評価する。
成績評価の基準 秀 達成目標を超えた成果を上げている 100点~90点 優 達成目標に十分達している 89点~80点 良 達成目標に達している 79点~70点 可 達成目標に概ね達している 69点~60点 不可 達成目標に達していない 59点以下 原則として熱力学第一法則への理解が30%,(逆)カルノーサイクルの効率に対する理解が30%,エントロピー,有効エネルギー,自由エネルギーに対する理解が30%,状態量間の関係式に対する理解が10%とする。 事前・事後学修等の指示及び履修にあたっての注意事項 事前学修:テキスト予習 (120分)
事後学修:Moodle に掲げた板書ノートを参考に,各自の授業ノートを完成させ,レポート課題を解く。
高校で履修した熱力学よりも専門的かつ理論的な内容になっているので,授業に必ず出席して,十分理解するようにすること。 教科書 参考書 オフィスアワー 随時 3号館5階512室 iida.oaki@nitech.ac.jp | |||