授業科目名
  ソフトマテリアル化学Ⅱ
   Soft Materials ChemistryⅡ
時間割番号
7417
担当教員名
  稲井 嘉人 他
実務経験
反映科目
学科・年次
  工学部 生命・応用化学科
  工学部 創造工学教育課程
  3年次
科目区分
  専門教育科目
単位数
2
時間割
  後期 金曜5-6限
授業形態
講義
授業実施方法
  ☑ 対面【一部遠隔の場合あり】
  ☐ 全て遠隔【全授業(テストを除く)をオンデマンドで実施(全オンデマンド型)】
  ☐ 全て遠隔【同時双方向で実施】
  ☐ 全て遠隔【オンデマンド及び同時双方向で実施】
  ☐ 1/2遠隔【全授業のうち、1/2以上を遠隔(オンデマンド又は同時双方向)】

・「全て遠隔」又は「1/2遠隔」に✓のある科目は、遠隔授業の上限単位数60単位に算定されます。
・大学院には遠隔授業における上限単位数はありません。
ディプロマ・ポリシーとの対応
☐ 1. 人間,文化,社会を理解し,それらを技術的観点から考察する能力と技術を新しい生活につなぐ強い使命感・責任感,高い倫理観
☐ 2. 現象の理解・操作のための数理的基礎知識と科学的素養
☐ 3. 国内外の人々と対話できるコミュニケーション力と論理的思考力
☑ 4. (高度工学教育課程のみ)基幹となる専門分野の基盤的な知識・技術とこれによって課題を解決する能力,新たな知識・技術を習得する能力
☑ 4. (創造工学教育課程のみ)基幹となる専門分野の基礎知識と他の分野の知識・技術を関連づけ多面的に見ることで新たな価値を創出する能力
授業の目的・達成目標

【授業の目的】 生体高分子や合成高分子などのソフトマテリアルの多様な特性は化学構造や立体構造に由来する。従って、ソフトマテリアルの研究において高分子構造の解明は極めて重要である。本講義では、高分子構造解析のために有用な分光学的測定法の基礎原理と解析方法を修得することを目的とする。

【達成目標】

高分子構造解析に有用な幾つかの分光学的測定方法を取り上げ、それらの基本原理を理解させる。特に、各方法の利用方法をスペクトルの分析を通して理解させる。これらから生体高分子や合成高分子の構造を推定するための基礎的知識と解析手法を修得させ、ソフトマテリアルの研究課題を遂行できる能力を身に付けさせる。

 

授業計画

高分子構造のための分光学的測定の基本原理と解析法を、次の4つのセクション[a]~[d]に分けて教示する。特に、実際の測定データから分子構造を推定するための手順を詳しく述べる。

[a]

(1) 分光学的測定の原理、紫外・可視吸収分光法 (UV-vis)の基礎

(2)UV-vis法の高分子化学への応用と円偏光二色性分光法(CD)の基礎

(3)CD法の高分子化学への応用

(4)蛍光分光法 (FL)の基礎と高分子化学への応用

[b] 

(5)赤外吸収分光法 (IR)-1(解説)

(6)赤外吸収分光法 (IR)-2(解説、演習)

(7)質量分析法(MASS)-1(解説)

(8)質量分析法(MASS)-2(解説、演習)

[c]

(9)1H-NMR(ケミカルシフト)

(10)1H-NMR(磁気的等価性、積分値)

(11)1H-NMR(カップリング)

(12)1H-NMR (演習、解説)

[d]

(13) 1H-NMR(発展)

(14) 13C-NMR

(15) 2 次元 NMR

(16) 試験(13~15について)

 

 

 

成績評価の方法

授業中に行う演習、レポートまたは試験のすべての結果に基づいて評価する。

成績評価の基準
秀  達成目標を超えた成果を上げている 100点~90点
優  達成目標に十分達している     89点~80点
良  達成目標に達している       79点~70点
可  達成目標に概ね達している     69点~60点
不可 達成目標に達していない      59点以下

[a]~[d]の4項目について、各25点満点とし、その合計点が60点以上を合格とする。

 

事前・事後学修等の指示及び履修にあたっての注意事項

3年生前期までの授業を復習しておくこと。

事前学習: 授業前に指示する教科書の関連部分あるいは事前配布資料を見て、内容を予習をしておくこと。(120分)

事後学修: 各自の授業ノートを完成させる。該当する教科書の演習問題または小テストを解き、復習しておくこと。(120分)

また、専門必修科目において未修得の単位が3科目以上ある場合には、原則として受講登録を認めない。

教科書