授業科目名
  工学倫理
   Engineering Ethics
時間割番号
7157
担当教員名
  太田 匡洋
実務経験
反映科目
学科・年次
  工学部 経営リテラシー 3年次
科目区分
  工学コア教育科目
単位数
2
時間割
  後期 全遠隔 (15-16限)
授業形態
講義
授業実施方法
  ☐ 対面【一部遠隔の場合あり】
  ☑ 全て遠隔【全授業(テストを除く)をオンデマンドで実施(全オンデマンド型)】
  ☐ 全て遠隔【同時双方向で実施】
  ☐ 全て遠隔【オンデマンド及び同時双方向で実施】
  ☐ 1/2遠隔【全授業のうち、1/2以上を遠隔(オンデマンド又は同時双方向)】

・「全て遠隔」又は「1/2遠隔」に✓のある科目は、遠隔授業の上限単位数60単位に算定されます。
・大学院には遠隔授業における上限単位数はありません。
ディプロマ・ポリシーとの対応
☑ 1. 人間,文化,社会を理解し,それらを技術的観点から考察する能力と技術を新しい生活につなぐ強い使命感・責任感,高い倫理観
☐ 2. 現象の理解・操作のための数理的基礎知識と科学的素養
☐ 3. 国内外の人々と対話できるコミュニケーション力と論理的思考力
☐ 4. (高度工学教育課程のみ)基幹となる専門分野の基盤的な知識・技術とこれによって課題を解決する能力,新たな知識・技術を習得する能力
☐ 4. (創造工学教育課程のみ)基幹となる専門分野の基礎知識と他の分野の知識・技術を関連づけ多面的に見ることで新たな価値を創出する能力
授業の目的・達成目標

授業の目的

本科目では、工学倫理の主要テーマについて、トピック横断的に学習を行う。幾多の工業製品、エネルギー供給、新情報技術等、今日の社会は工学の成果物による便益を抜きにしては成り立たないほど工学の発展に強く依存している。したがって、工学を学び、実行する主体となる技術者の社会的責任は重く、その影響する範囲は広範に及ぶ。本授業では、工学倫理に関する諸事例などを参照しつつ、工学倫理の議論、法律、倫理問題などについて学習する.

 

達成目標

1. 工学倫理で用いられる考え方および諸概念の内容を説明することができる。

2. 工学倫理の考え方や諸概念をもちいて、具体的な出来事などを分析して説明することができる。

授業計画

1 工学倫理という分野の特徴および、科学と工学の関係について学ぶ。

2 組織における工学者の位置づけ、公衆および技術文化の概念、工学安全について学ぶ。

3 専門家の条件、専門家の知性の用い方、専門職の誇りに関する倫理学的な諸議論を学ぶ。

4 説明責任、リコール、インフォームド・コンセント、パターナリズム、リスク・コミュニケーションについて学ぶ。

5 製造物責任法(PL法)、不法行為法、安全三原則について学ぶ。

6 危害、リスク、ハインリッヒの法則、技術者の行為類型と失敗について学ぶ

7 費用-便益分析、企業における技術者の立ち位置、それぞれに関する倫理学上の考え方について学ぶ

8 内部告発とそれが許容される条件、内部告発に関する倫理学上の考え方について学ぶ

9 知的財産権、知的財産権制度、主たる知的財産権の種類、特許を受ける条件、知的財産権保護に関する問題点について学ぶ

10 工学と戦争をめぐる諸問題について学ぶ

11 グローバリゼーション、世界システム論、ナショナリズム、アクティブな市民社会について学ぶ

12 未然防止、予防原則、リスク評価、リスク管理、リスク・コミュニケーションについて学ぶ

13 バイオテクノロジー、生殖補助医療、AIDとその問題点について学ぶ

14 情報新技術の発展とその問題点、情報セキュリティの具体的方策について学ぶ。

15 環境倫理学の基本的考え方である地球有限主義、世代間倫理、自然の生存権について学ぶ。

成績評価の方法

毎回のコミュニケーションペーパが15%

期末レポートが 85%

成績評価の基準
秀  達成目標を超えた成果を上げている 100点~90点
優  達成目標に十分達している     89点~80点
良  達成目標に達している       79点~70点
可  達成目標に概ね達している     69点~60点
不可 達成目標に達していない      59点以下
事前・事後学修等の指示及び履修にあたっての注意事項

事前学習:電子教科書や授業で紹介される⽂献を積極的に読むこと。

新聞、テレビ、インターネットなどを通じて、技術に関わる問題や事故に関わるニュースに関⼼を広げること。(120分)

事後学習:毎回の授業で出される課題を必ず期限内に提出すること。

授業内容以外にも、授業で説明される諸事例および諸概念について、⾃分でさらに調べて理解を深めるようにつとめること。(120分)

教科書
電子教科書およびプリントを配布する
参考書