授業科目名
  高分子基礎物性
   Basic Physical Chemistry for Polymers
時間割番号
6406
担当教員名
  青木 純
実務経験
反映科目
学科・年次
  工学部 生命・応用化学科
  工学部 創造工学教育課程
  2年次
科目区分
  専門教育科目
単位数
2
時間割
  後期 金曜3-4限
授業形態
講義
授業実施方法
  ☑ 対面【一部遠隔の場合あり】
  ☐ 全て遠隔【全授業(テストを除く)をオンデマンドで実施(全オンデマンド型)】
  ☐ 全て遠隔【同時双方向で実施】
  ☐ 全て遠隔【オンデマンド及び同時双方向で実施】
  ☐ 1/2遠隔【全授業のうち、1/2以上を遠隔(オンデマンド又は同時双方向)】

・「全て遠隔」又は「1/2遠隔」に✓のある科目は、遠隔授業の上限単位数60単位に算定されます。
・大学院には遠隔授業における上限単位数はありません。
ディプロマ・ポリシーとの対応
☐ 1. 人間,文化,社会を理解し,それらを技術的観点から考察する能力と技術を新しい生活につなぐ強い使命感・責任感,高い倫理観
☑ 2. 現象の理解・操作のための数理的基礎知識と科学的素養
☐ 3. 国内外の人々と対話できるコミュニケーション力と論理的思考力
☑ 4. (高度工学教育課程のみ)基幹となる専門分野の基盤的な知識・技術とこれによって課題を解決する能力,新たな知識・技術を習得する能力
☑ 4. (創造工学教育課程のみ)基幹となる専門分野の基礎知識と他の分野の知識・技術を関連づけ多面的に見ることで新たな価値を創出する能力
授業の目的・達成目標

授業の目的
 高分子材料はプラスチック、繊維やゴムなど身の回りにたくさんあり、日常的に使われている。高分子は、共通する化学構造単位が多数連なった繰り返し構造からできており、分子量が大きいため発現する「高分子性」や僅かな化学構造単位の違いによってゴムからプラスチックまで多様な高分子特有の性質を示す。本授業では、身近な高分子材料を取り上げ、高分子が示す特徴ある物性や機能について物理化学的観点から基礎的な講義を行う。

達成目標
 結晶性および無定形高分子との相違、ガラス転移温度、粘弾性、ゴム弾性、排除体積、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、誘電体、導電性高分子などを理解すること。

授業計画

① 高分子とは(授業の概要)

② 高分子の分子構造[タクティシティー、共重合体の配列構造の説明]

③ 高分子の高次構造[無定形高分子、結晶性高分子、房状ミセルと折り畳み構造の説明]

④ 高分子の熱的性質[ガラス転移温度、融点の説明]

⑤ 高分子の力学的性質[弾性、粘性、粘弾性の説明]

⑥ 高分子溶液の構造性質[自由連結鎖、自由回転鎖、束縛回転鎖の説明]

⑦ まとめ+中間テスト

⑧ 天然ゴムと合成ゴム[エントロピー弾性、加硫、熱可塑性エラストマーの説明]

⑨ 天然繊維と合成繊維[三大天然繊維と三大合成繊維の説明]

⑩ 熱可塑性樹脂[四大汎用性樹脂、五大エンプラの種類と特徴の説明]

⑪ 天然樹脂と合成樹脂[熱可塑性樹脂と熱硬化性樹脂の説明]

⑫ 高分子の電気的性質1(誘電性)[絶縁性、誘電性、圧電性の説明]

⑬ 高分子の電気的性質2(導電性)[共役系高分子、導電性、ドーピングの説明]

⑭ 高分子の光学的性質[ハードとソフトコンタクトレンズの違い、光ファイバーの説明]

⑮ 総括+期末テスト

 
成績評価の方法

中間試験および期末試験の結果からGP評価

 

 

成績評価の基準
秀  達成目標を超えた成果を上げている 100点~90点
優  達成目標に十分達している     89点~80点
良  達成目標に達している       79点~70点
可  達成目標に概ね達している     69点~60点
不可 達成目標に達していない      59点以下

出席率が6割未満の場合は不可

 

事前・事後学修等の指示及び履修にあたっての注意事項
「基礎化学」、「化学結合論」、「力学」、「微分積分I」の講義を理解していること。
講義前に講義プリントをダウンロードし、予習して空欄を埋めておくこと。(120分)
講義後に演習問題を解くこと。(120分)
ChemDrawを使うレポート課題を行うこと。
教科書