授業科目名
  錯体化学
   Coordination Chemistry
時間割番号
6405
担当教員名
  柳生 剛義
実務経験
反映科目
学科・年次
  工学部 生命・応用化学科
  工学部 創造工学教育課程
  2年次
科目区分
  専門教育科目
単位数
2
時間割
  後期 火曜3-4限
授業形態
講義
授業実施方法
  ☑ 対面【一部遠隔の場合あり】
  ☐ 全て遠隔【全授業(テストを除く)をオンデマンドで実施(全オンデマンド型)】
  ☐ 全て遠隔【同時双方向で実施】
  ☐ 全て遠隔【オンデマンド及び同時双方向で実施】
  ☐ 1/2遠隔【全授業のうち、1/2以上を遠隔(オンデマンド又は同時双方向)】

・「全て遠隔」又は「1/2遠隔」に✓のある科目は、遠隔授業の上限単位数60単位に算定されます。
・大学院には遠隔授業における上限単位数はありません。
ディプロマ・ポリシーとの対応
☐ 1. 人間,文化,社会を理解し,それらを技術的観点から考察する能力と技術を新しい生活につなぐ強い使命感・責任感,高い倫理観
☐ 2. 現象の理解・操作のための数理的基礎知識と科学的素養
☐ 3. 国内外の人々と対話できるコミュニケーション力と論理的思考力
☑ 4. (高度工学教育課程のみ)基幹となる専門分野の基盤的な知識・技術とこれによって課題を解決する能力,新たな知識・技術を習得する能力
☑ 4. (創造工学教育課程のみ)基幹となる専門分野の基礎知識と他の分野の知識・技術を関連づけ多面的に見ることで新たな価値を創出する能力
授業の目的・達成目標

最近の化学の発展は, 有機-無機複合体である錯体化学についての理解が急速に深まったことによるものも多い。 特に錯体触媒などの機能を持つ新しい化合物が多数発見されたために, 化学工業においてプロセスの変遷が起こり人類の生活にも大きな影響を与えている。 また, 生命の仕組みにも, 金属イオンが重要な働きをしていることが明らかになってきた。 このような金属錯体化合物の合成・性質・構造・反応・機能を体系的に講義する。

授業計画

 1錯体化学講義について・錯体化学基礎 1 (酸塩基,Werner型錯体,酸化数)

    2錯体化学基礎 2 (配位子(名称・略称と構造),錯体の命名法)

[達成目標1: 金属錯体とはなにか、またそれを構成する配位子の構造について理解する]

 

 3配位構造 1 (配位数・立体配置)

 4配位構造 2 (異性現象)

[達成目標2: 金属錯体の立体構造、異性体について理解する]

 

 5配位結合 1 (結晶場理論1)

 6配位結合 2 (結晶場理論2・電子状態)

 7配位結合 3 (磁性と配位子場理論)

 8配位結合 4 (電子スペクトル)

[達成目標3: 金属錯体の電子構造や配位結合、d-d遷移吸収体について理解する]


 9錯体反応論 1 (安定度定数)

10錯体反応論 2 (熱力学的パラメータと安定性)

11錯体反応論 3(錯体の動的挙動と酸化還元反応)

[達成目標4: 金属錯体の安定性・反応性について学ぶ]

 

12有機金属錯体の基礎

13有機金属錯体の反応1

14有機金属錯体の反応2

[達成目標5: 有機金属錯体の構造と基礎的な性質を理解する]

 

成績評価の方法

中間試験と期末試験の結果を総合して評価する。合格点は60点以上。

成績評価の基準
秀  達成目標を超えた成果を上げている 100点~90点
優  達成目標に十分達している     89点~80点
良  達成目標に達している       79点~70点
可  達成目標に概ね達している     69点~60点
不可 達成目標に達していない      59点以下

中間試験 40点

期末試験 60点

金属錯体の構造・命名・異性体、またそれらの分光学的・熱力学的・動力学的反応性の基礎的な知識に関する理解力と説明力を総合的に判断する。また有機金属錯体の構造や基礎的な性質についても同様に理解度を測る。中間試験は概ね1〜7の内容、期末試験は、中間試験以降の講義内容が対象となる。

 

不正行為が判明した場合には停学等の処置が課せられるだけでなく、本講義の単位はもちろん、その後実施される試験科目の単位も認定されない。十分に心得て試験を受験すること。

事前・事後学修等の指示及び履修にあたっての注意事項
  • 事前の注意事項:前回の講義について120分以上復習をしておく。ただし第一回目の講義前の準備として、すでに受講した「基礎無機化学」の復習を120分以上行うこと。
  • 事後の注意事項:講義内容の理解を深めるために120分以上復習を行う。 
教科書