授業科目名
  情報数学Ⅰ
   Mathematics for Computer ScienceⅠ
時間割番号
5612
担当教員名
  田中 剛平
実務経験
反映科目
学科・年次
  工学部 情報工学科
  工学部 創造工学教育課程
  1年次
科目区分
  専門教育科目
単位数
2
時間割
  後期 水曜3-4限
授業形態
講義
授業実施方法
  ☑ 対面【一部遠隔の場合あり】
  ☐ 全て遠隔【全授業(テストを除く)をオンデマンドで実施(全オンデマンド型)】
  ☐ 全て遠隔【同時双方向で実施】
  ☐ 全て遠隔【オンデマンド及び同時双方向で実施】
  ☐ 1/2遠隔【全授業のうち、1/2以上を遠隔(オンデマンド又は同時双方向)】

・「全て遠隔」又は「1/2遠隔」に✓のある科目は、遠隔授業の上限単位数60単位に算定されます。
・大学院には遠隔授業における上限単位数はありません。
ディプロマ・ポリシーとの対応
☐ 1. 人間,文化,社会を理解し,それらを技術的観点から考察する能力と技術を新しい生活につなぐ強い使命感・責任感,高い倫理観
☑ 2. 現象の理解・操作のための数理的基礎知識と科学的素養
☐ 3. 国内外の人々と対話できるコミュニケーション力と論理的思考力
☑ 4. (高度工学教育課程のみ)基幹となる専門分野の基盤的な知識・技術とこれによって課題を解決する能力,新たな知識・技術を習得する能力
☑ 4. (創造工学教育課程のみ)基幹となる専門分野の基礎知識と他の分野の知識・技術を関連づけ多面的に見ることで新たな価値を創出する能力
授業の目的・達成目標

授業の目的
この講義では情報工学の学習に必要な数学の基礎を学ぶ。基本概念の習得の他、数学的・論理的思考を養うこと、今後の情報工学の各分野で用いる数学概念の概観を把握することを目的とする。

達成目標
次の項目の概念の理解と適切な利用法を習得することを達成目標とする。

  • 命題の形式的な記述法、命題論理、述語論理
  • 集合の基本的な概念、演算
  • 関数の基本的性質
  • 整数の性質
  • 再帰的定義やそれを用いた証明
  • 関係の基本的概念、同値関係、順序関係
  • 代数の基本的概念
授業計画
  1. この授業の概要 と 論理(1) 基本論理演算: 命題を表現する方法
  2. 論理(2) 論理式,真理値関数,論理の恒等式: 命題の正しさと性質
  3. 論理(3) 述語論理(述語と限定子) 主語と述語による命題の表現
  4. 数学的証明法: 背理法,再帰的定義,数学的帰納法による証明
  5. 論理と証明法についての演習
  6. 集合(1) 集合とは何か,集合の基本演算
  7. 集合(2) 集合の性質,集合について成り立つ恒等式,集合についての演習
  8. 中間試験
  9. 関数 関数とは何か,関数の性質(全射と単射,単調性),関数の合成
  10. 関数についての演習
  11. 関係(1) 関係とは何か,関係の性質と関係の種類
  12. 関係(2) 同値関係: 等しさをあらわす関係,等しさによる分類,剰余類
  13. 関係(3) 順序関係と順序構造,順序による対象の分類(最大・最小,極大・極小他)
  14. 代数 代数とは何か,代数の性質,代数構造(群,束,ブール代数)
  15. 関係,順序,代数についての演習
  16. 期末試験

 

成績評価の方法

中間・期末試験(中間が行われない場合あり),演習やレポートで評価する.
評価は「試験 : 提出物(演習やレポート) = 6 : 4」とする.

成績評価の基準
秀  達成目標を超えた成果を上げている 100点~90点
優  達成目標に十分達している     89点~80点
良  達成目標に達している       79点~70点
可  達成目標に概ね達している     69点~60点
不可 達成目標に達していない      59点以下

原則として演習とレポート等の提出物の提出率が70%以上の場合,上記基準により評価する.

事前・事後学修等の指示及び履修にあたっての注意事項

高校までの数学とは異なるので,新鮮な気持ちで望んで欲しい.
教科書とそこまでの内容の確認を事前に準備すること(理想的には60分程度).
また本教科は抽象的概念が多く理解するには演習が必要なので,教科書の演習問題やミニレポート課題を中心に授業内容を復習すること(理想的には180分程度).

教科書