授業科目名
  基礎有機化学Ⅰ
   Basic Organic ChemistryⅠ
時間割番号
5402
担当教員名
  塩塚 理仁 他
実務経験
反映科目
学科・年次
  工学部 生命・応用化学科
  工学部 創造工学教育課程
  1年次
科目区分
  専門教育科目
単位数
2
時間割
  後期 火曜3-4限
授業形態
講義
授業実施方法
  ☑ 対面【一部遠隔の場合あり】
  ☐ 全て遠隔【全授業(テストを除く)をオンデマンドで実施(全オンデマンド型)】
  ☐ 全て遠隔【同時双方向で実施】
  ☐ 全て遠隔【オンデマンド及び同時双方向で実施】
  ☐ 1/2遠隔【全授業のうち、1/2以上を遠隔(オンデマンド又は同時双方向)】

・「全て遠隔」又は「1/2遠隔」に✓のある科目は、遠隔授業の上限単位数60単位に算定されます。
・大学院には遠隔授業における上限単位数はありません。
ディプロマ・ポリシーとの対応
☐ 1. 人間,文化,社会を理解し,それらを技術的観点から考察する能力と技術を新しい生活につなぐ強い使命感・責任感,高い倫理観
☐ 2. 現象の理解・操作のための数理的基礎知識と科学的素養
☐ 3. 国内外の人々と対話できるコミュニケーション力と論理的思考力
☑ 4. (高度工学教育課程のみ)基幹となる専門分野の基盤的な知識・技術とこれによって課題を解決する能力,新たな知識・技術を習得する能力
☑ 4. (創造工学教育課程のみ)基幹となる専門分野の基礎知識と他の分野の知識・技術を関連づけ多面的に見ることで新たな価値を創出する能力
授業の目的・達成目標
ボルハルト・ショアーの現代有機化学(上)の第1章から第5章まで講義する。有機化学は急速に発展し続けている活力に満ちた分野である。有機反応というと暗記ものという意識が強いかもしれないが、実際は明快な理論に基づいている。また、その構造について理解することにより、有機反応の面白さをより実感することができる。この講義では、有機化学の基礎となる結合に関する基礎的な理解、アルカン・シクロアルカンの性質・構造・反応の理解、鏡像異性体に関する理解ができるようになることを目的としている。この授業を通して、有機化学への興味が高まり、その明快な理論を様々な反応に自ら応用できるようになることを最終的な目標とする。

 

達成目標:共鳴構造と曲がった矢印の使用を習得し、炭素の混成軌道と構造,反応の関係を説明できるようになる。立体化学の概念と鏡像異性体について説明できるようになる。
授業計画

① 有機化学における化学結合の基礎、原子軌道の概念、炭素の混成軌道

② 共鳴構造、有機分子の構造と化学式

③ 単純な化学反応

(達成目標:共鳴構造および炭素の混成軌道と構造について説明できるようになる。)

④ 曲がった矢印の使用法、酸と塩基、官能基

⑤ アルカンの命名法、構造と性質、立体配座

(達成目標:曲がった矢印の使用法の習得。炭化水素の命名(順位則)ができるようになる。立体配座について説明できるようになる。)

⑥ アルキルラジカルの構造と反応

⑦ アルカンのラジカル的ハロゲン化

(達成目標,混成軌道に基づき,炭化水素のラジカル反応を説明できるようになる。)

⑧ 中間試験

⑨ シクロアルカンの命名と物理的性質、構造

⑩ 環ひずみとシクロアルカンの立体化学

⑪ 置換シクロヘキサン

(達成目標,シクロアルカンの基本的知識の習得とシクロアルカンの立体配座や安定性を理解する。)

⑫ キラルとアキラル,旋光度,絶対配置

⑬ Fischer投影式

⑭ ジアステレオマーとメソ体,反応における立体化学

⑮ 光学分割,立体化学と生物活性

 (達成目標,鏡像異性体について理解し,絶対配置の表記や構造式の描画ができるようになる。)

⑯ 期末試験

成績評価の方法

中間試験(45%)、期末試験(45%)、レポート課題(10%)

成績評価の基準
秀  達成目標を超えた成果を上げている 100点~90点
優  達成目標に十分達している     89点~80点
良  達成目標に達している       79点~70点
可  達成目標に概ね達している     69点~60点
不可 達成目標に達していない      59点以下
事前・事後学修等の指示及び履修にあたっての注意事項

事前学習:教科書予習(60分)

事後学習:講義を参考に、各自のノートを完成させる。教科書記載の問題や章末問題も解く。中間・期末試験に向けた学習を行う。(180分)

高校の化学の知識を必要とする。基礎化学・化学結合論の履修を要する。
教科書