授業科目名
  物理学演習Ⅱ
   Exercises in PhysicsⅡ
時間割番号
5063
担当教員名
  榊原 久二男 他
実務経験
反映科目
学科・年次
  工学部 1年次
科目区分
  自然科学基礎
単位数
1
時間割
  後期 金曜5-6限
授業形態
講義
授業実施方法
  ☑ 対面【一部遠隔の場合あり】
  ☐ 全て遠隔【全授業(テストを除く)をオンデマンドで実施(全オンデマンド型)】
  ☐ 全て遠隔【同時双方向で実施】
  ☐ 全て遠隔【オンデマンド及び同時双方向で実施】
  ☐ 1/2遠隔【全授業のうち、1/2以上を遠隔(オンデマンド又は同時双方向)】

・「全て遠隔」又は「1/2遠隔」に✓のある科目は、遠隔授業の上限単位数60単位に算定されます。
・大学院には遠隔授業における上限単位数はありません。
ディプロマ・ポリシーとの対応
☐ 1. 人間,文化,社会を理解し,それらを技術的観点から考察する能力と技術を新しい生活につなぐ強い使命感・責任感,高い倫理観
☑ 2. 現象の理解・操作のための数理的基礎知識と科学的素養
☐ 3. 国内外の人々と対話できるコミュニケーション力と論理的思考力
☐ 4. (高度工学教育課程のみ)基幹となる専門分野の基盤的な知識・技術とこれによって課題を解決する能力,新たな知識・技術を習得する能力
☐ 4. (創造工学教育課程のみ)基幹となる専門分野の基礎知識と他の分野の知識・技術を関連づけ多面的に見ることで新たな価値を創出する能力
授業の目的・達成目標

【授業の目的】

静電磁界の電気物理現象の基礎について演習を中心に学び、これによって生じるクーロン力、電界、電位、磁界、誘導起電力など、電気電子分野および機械分野で必要な基本物理量を理解し、計算できる能力を身につける。

【達成目標】

  1. 電荷が複数、あるいは分布しているときに互いに生じる力であるクーロン力について理解し、ガウスの定理(法則)および電界と電位の概念を導入することにより、これらの電気現象を説明し、物理量を計算により求めることができる。
  2. 空間に置かれた導体に電荷を帯電させると、導体の形状に応じた電界が発生し、導体にエネルギーが蓄えられることを理解するとともに、エネルギーを蓄えられる能力である静電容量を計算できる。
  3. 電荷の移動である電流により、磁界が発生する現象を理解する。また、電流から磁界を、ビオ・サバールの法則とアンペアの法則の2つの方法で計算する手法を身につける。
  4. モーターの原理である、電流が磁界中を流れたときに受ける力と、発電機の原理である、電流が鎖交する磁束の変化によって発生する起電力(電磁誘導)の発生の原理を理解し、これを計算できる。

[関連科目]
■ 学んだ内容を用いる科目:電磁気学、高校の数学と理科
■ 理解の助けになる科目:電磁気学、電気磁気学I,II、電磁波工学、マイクロ波工学

授業計画

①   ガイダンス1
②   ガイダンス2
③   ベクトル解析(勾配・発散・回転・線積分・面積分・体積分)
④   電荷間に働く力
⑤   電界と電気力線
⑥   ガウスの法則
⑦   電位と電界
⑧   導体と帯電体および電界
⑨   静電容量
⑩   中間レポート解説
⑪   電流と抵抗
⑫   ビオ・サバールの法則
⑬   アンペアの周回積分の法則
⑭   磁界中の電流に働く力
⑮   ファラデーの法則と誘導起電力

成績評価の方法

中間レポート(30点)、期末レポート(30点)、毎回行う11回のテスト(40点)による。
中間レポートで達成目標1,2についての理解度を,期末レポートでは達成目標3,4を中心に本科目における学習内容全体(1,2,3,4)の理解度を評価する。

成績評価の基準
秀  達成目標を超えた成果を上げている 100点~90点
優  達成目標に十分達している     89点~80点
良  達成目標に達している       79点~70点
可  達成目標に概ね達している     69点~60点
不可 達成目標に達していない      59点以下

■ 中間レポート(100点満点,全体の30点になるように換算), 前半6回の小テスト(100点満点,全体の20点になるように換算)

  • クーロンの法則により、電荷に働く力を計算できる。【20%(達成目標1)(授業④)】
  • 電荷の周囲に発生する静電界をガウスの定理等を用いて計算できる。また、重ね合わせの原理を用いることにより、電荷が分布している場合でも静電界を計算できる。【30%(達成目標1)(授業⑤、⑥、⑦)】
  • 導体の形状に応じて周囲の電界を計算できる。さらに静電容量を計算できる。【50%(達成目標2)(授業⑧、⑨)】


■ 期末レポート(100 点満点,全体の30点になるように換算), 後半5回の小テスト(100点満点,全体の20点になるように換算)

  •  電流が流れたときに発生する磁界を、ビオ・サバールの法則により計算できる。【25%(達成目標3)(授業⑪、⑫)】
  • ・電流が流れたときに発生する磁界を、アンペアの周回積分の法則により計算できる。【25%(達成目標3)(授業⑬)
  • 磁界中に電流が流れたときに発生する力を、フレミングの左手の法則により計算できる。【25%(達成目標4)(授業⑭)】
  • 電流が鎖交する磁束の変化によって発生する起電力を、フレミングの右手の法則により計算できる。【25%(達成目標4)(授業⑮)】
事前・事後学修等の指示及び履修にあたっての注意事項

授業計画、成績評価及び基準の詳細は、第1回目の授業時間のガイダンスにて説明する。

 

事前学修:テキスト予習 (120 分)

事後学修:テキストやMoodleに掲げた講義資料を参考に,各自の授業ノートを完成させ,資

料に記載されている演習問題を解く.レポート課題の場合は提出する。(120 分)

教科書