授業科目名
  水域防災工学
   Coastal and River Engineering
時間割番号
2705
担当教員名
  北野 利一 他
実務経験
反映科目
学科・年次
  工学部 社会工学科
  工学部 創造工学教育課程
  3年次
科目区分
  専門教育科目
単位数
2
時間割
  前期 金曜3-4限
授業形態
講義
授業実施方法
  ☑ 対面【一部遠隔の場合あり】
  ☐ 全て遠隔【全授業(テストを除く)をオンデマンドで実施(全オンデマンド型)】
  ☐ 全て遠隔【同時双方向で実施】
  ☐ 全て遠隔【オンデマンド及び同時双方向で実施】
  ☐ 1/2遠隔【全授業のうち、1/2以上を遠隔(オンデマンド又は同時双方向)】

・「全て遠隔」又は「1/2遠隔」に✓のある科目は、遠隔授業の上限単位数60単位に算定されます。
・大学院には遠隔授業における上限単位数はありません。
ディプロマ・ポリシーとの対応
☐ 1. 人間,文化,社会を理解し,それらを技術的観点から考察する能力と技術を新しい生活につなぐ強い使命感・責任感,高い倫理観
☑ 2. 現象の理解・操作のための数理的基礎知識と科学的素養
☐ 3. 国内外の人々と対話できるコミュニケーション力と論理的思考力
☑ 4. (高度工学教育課程のみ)基幹となる専門分野の基盤的な知識・技術とこれによって課題を解決する能力,新たな知識・技術を習得する能力
☑ 4. (創造工学教育課程のみ)基幹となる専門分野の基礎知識と他の分野の知識・技術を関連づけ多面的に見ることで新たな価値を創出する能力
授業の目的・達成目標

【授業の目的】海岸,海洋および河川などの水域災害に係る外力を把握するため,水理学・流体力学の応用理論とリスクに関する統計的手法を習得する.
【達成目標】
1)水域防災に係る,希少頻度で発生する巨大外力の確率的特性を説明できる.
2)水域からの外力(高潮,高波,津波,豪雨)に備える防災構造物の機能と役割を説明できる.
3)気候変動や極端な気象現象(大雨)の特性とメカニズムを理解する.
4)極端な降水が水災害に至るまでの過程と、その予測・解析手法について説明できる.
キーワード:風波のスペクトル,沿岸域での波の変形,水文素過程,気象防災など
【学習教育目標】
(H)応用的な技術:社会基盤の整備に対する基本的理論と応用技術の修得

(関連科目)(理解の助けとなる科目=)環境水理学1、環境水理2、環境水理学演習で学んだことの応用である。(学んだ内容を用いる科目=)環境都市工学実験(水理部門)で具体的に流体運動の特性を検討する。また、流域環境マネジメントとも関連する。

 

授業計画

第1回 水域防災工学(前半全体)の概要
第2回 微小振幅波のおさらい(波速,群速度,浅水変形)
第3回 伝播に伴う波の変形(浅水変形、回折と砕波など)
第4回 波浪の発生・発達(波のスペクトル、統計的な取扱いなど)
第5回 潮汐、高潮、津波
第6回 長周期波、湾水振動(ハーバーパラドックス)
第7回 構造物に作用する波の力,波消ブロック
第8回 中間試験
第9回 河川工学の基礎、河川地形
第10回 河川水文学
第11回 河川水文学
第12回 河川計画
第13回 河道計画
第14回 河川構造物
第15回 流域治水
第16回 期末試験

成績評価の方法

中間試験ならびに期末試験の成績による。

成績評価の基準
秀  達成目標を超えた成果を上げている 100点~90点
優  達成目標に十分達している     89点~80点
良  達成目標に達している       79点~70点
可  達成目標に概ね達している     69点~60点
不可 達成目標に達していない      59点以下

中間試験ならびに期末試験の成績の合計を評価とする。 正答率60%以上を合格とする。成績評価は,上記基準に従う.

事前・事後学修等の指示及び履修にあたっての注意事項
事前学修:テキストを予習(120分)
事後学修:Moodle でのビデオの内容を各自ノートに整理し,提出を求めている課題を実施すること.
 
追記事項:
水面波の性質概要(波速,群速度,浅水変形)については,環境都市工学実験における水理実験(Dに対応する)
また,データ解析基礎における確率分布(1年)および環境水理学演習におけるポテンシャル流(2年)に関して復習しておくことが望ましい.
 

・基幹工学教育課程(昼間開講科目)受講者について
当該学生は履修登録前に授業担当教員に相談すること。

教科書