授業科目名
  情報ネットワーク
   Information Networks
時間割番号
2602
担当教員名
  伊藤 嘉浩
実務経験
反映科目
学科・年次
  工学部 情報工学科
  工学部 創造工学教育課程
  3年次
科目区分
  専門教育科目
単位数
2
時間割
  前期 火曜1-2限
授業形態
講義
授業実施方法
  ☑ 対面【一部遠隔の場合あり】
  ☐ 全て遠隔【全授業(テストを除く)をオンデマンドで実施(全オンデマンド型)】
  ☐ 全て遠隔【同時双方向で実施】
  ☐ 全て遠隔【オンデマンド及び同時双方向で実施】
  ☐ 1/2遠隔【全授業のうち、1/2以上を遠隔(オンデマンド又は同時双方向)】

・「全て遠隔」又は「1/2遠隔」に✓のある科目は、遠隔授業の上限単位数60単位に算定されます。
・大学院には遠隔授業における上限単位数はありません。
ディプロマ・ポリシーとの対応
☐ 1. 人間,文化,社会を理解し,それらを技術的観点から考察する能力と技術を新しい生活につなぐ強い使命感・責任感,高い倫理観
☐ 2. 現象の理解・操作のための数理的基礎知識と科学的素養
☐ 3. 国内外の人々と対話できるコミュニケーション力と論理的思考力
☑ 4. (高度工学教育課程のみ)基幹となる専門分野の基盤的な知識・技術とこれによって課題を解決する能力,新たな知識・技術を習得する能力
☑ 4. (創造工学教育課程のみ)基幹となる専門分野の基礎知識と他の分野の知識・技術を関連づけ多面的に見ることで新たな価値を創出する能力
授業の目的・達成目標

 計算機と通信とが融合した総合技術としての情報ネットワークの基本原理を,ネットワークアーキテクチャの観点から学習することを目的とする.トランスポート層以下の学習に重点を置く. 達成目標は,次の通りである.

(1)プロトコルの基礎概念(送達確認,誤り制御,フロー制御,コネクション制御等)が理解できるとともに,簡単な定量的評価ができる.

(2)階層化ネットワークアーキテクチャと階層毎のサービス品質(QoS)の考え方が理解できる.

(3)MACの考え方が理解でき,代表的なプロトコルの動作原理を説明できる.

(4)HDLC等のデータリンク層プロトコルの考え方が理解でき,基本的な情報の流れを記述できる.

(5)回線交換,パケット交換,ATM交換の原理が説明でき,代表的なルーティングアルゴリズムに基づいた経路表の構成方法を説明できる.

(6)TCP/IPプロトコルの基礎を理解でき,それによる基本的な情報の流れを記述できる.

授業計画

①1. 序論(情報ネットワークの構成,分類,技術課題,標準化組織,オクテット)

②2. ネットワークアーキテクチャ(通信プロトコルの基礎概念)

③2. ネットワークアーキテクチャ(階層化の考え方,OSIとインターネットプロトコルの概要,QoS)

④3. 伝送路と物理層(情報伝送速度が制限される基本的要因,伝送路,同期方式,基底帯域伝送)

⑤3. 伝送路と物理層(変調方式,周波数分割多重,時分割多重,OFDM,DTE/DCEインタフェース)

⑥4. 誤り制御符号(CRC)

⑦5. MACプロトコル(固定割当,ランダムアクセス,要求割当,IEEE802.3)

⑧5. MACプロトコル(IEEE802.11無線LAN)

⑨6. データリンク層プロトコル(HDLC)

⑩7. データ交換とネットワーク層(交換方式:回線交換,パケット交換,ATM交換)

⑪7. データ交換とネットワーク層(ルーティング,輻輳制御)

⑫8. TCP/IP(インターネット,IP,IPアドレス,データグラム分割)

⑬8. TCP/IP(IPルーティング,ICMP, TCP)

⑭8. TCP/IP(TCP続き, UDP,ソケットシステムコール)

⑮8. TCP/IP(応用例: HTTP,DNS)

⑯期末試験

成績評価の方法

演習やレポート(30点),および定期試験(70点)により成績を評価する.

成績評価の基準
秀  達成目標を超えた成果を上げている 100点~90点
優  達成目標に十分達している     89点~80点
良  達成目標に達している       79点~70点
可  達成目標に概ね達している     69点~60点
不可 達成目標に達していない      59点以下
事前・事後学修等の指示及び履修にあたっての注意事項

事前学修:配布された資料を予め予習しておく (120分)

事後学修:講義後に指定された小テスト・レポートなどを作成し提出する(120分)

なお,本講義の受講に当たっては計算機の基礎知識があることが望ましい.

教科書
参考書