授業科目名
  科学思想史
   History of Ideas of Science
時間割番号
1311
担当教員名
  山中 千尋
実務経験
反映科目
学科・年次
  工学部 2年次
科目区分
  人間社会
単位数
2
時間割
  前期 月曜1-2限
授業形態
講義
授業実施方法
  ☑ 対面【一部遠隔の場合あり】
  ☐ 全て遠隔【全授業(テストを除く)をオンデマンドで実施(全オンデマンド型)】
  ☐ 全て遠隔【同時双方向で実施】
  ☐ 全て遠隔【オンデマンド及び同時双方向で実施】
  ☐ 1/2遠隔【全授業のうち、1/2以上を遠隔(オンデマンド又は同時双方向)】

・「全て遠隔」又は「1/2遠隔」に✓のある科目は、遠隔授業の上限単位数60単位に算定されます。
・大学院には遠隔授業における上限単位数はありません。
ディプロマ・ポリシーとの対応
☑ 1. 人間,文化,社会を理解し,それらを技術的観点から考察する能力と技術を新しい生活につなぐ強い使命感・責任感,高い倫理観
☐ 2. 現象の理解・操作のための数理的基礎知識と科学的素養
☐ 3. 国内外の人々と対話できるコミュニケーション力と論理的思考力
☐ 4. (高度工学教育課程のみ)基幹となる専門分野の基盤的な知識・技術とこれによって課題を解決する能力,新たな知識・技術を習得する能力
☐ 4. (創造工学教育課程のみ)基幹となる専門分野の基礎知識と他の分野の知識・技術を関連づけ多面的に見ることで新たな価値を創出する能力
授業の目的・達成目標

〇目的

人間は、どのように自然を理解しようとしてきたのでしょうか。また、人間は、なぜ科学技術を追究しようとしてきたのでしょうか。本授業では、古今東西の先人たちが試行錯誤を重ね科学をつくりあげてきた人々のダイナミズムに触れるとともに、それを可能とした社会背景など周縁にも目配りし、科学を科学していきます。

 

〇達成目標

受講生が各回で取り扱う科学に関する種々の思想について把握し、自然や学問と対峙する人間の営みとして捉え、自らの見解を述べることができる。

 

 

授業計画

1.科学とはなにか  ~科学を科学する~

2.古代オリエントの科学思想、ギリシアの科学思想

3.インドの科学思想、中国の科学思想

4.中世の科学思想、ルネサンスの意義

5.科学革命の特質、個別科学における変革、思想的基盤    ※レポート課題の提示

6.アカデミーでの科学活動、啓蒙主義と進化思想、科学の大衆化

7.19世紀の諸相①:イギリス・フランスにおける近代科学、原子・分子論、反啓蒙思想 

8.19世紀の諸相②:エネルギー概念の成立,ドイツの近代化と諸科学の祖型,アメリカの実用主義

9.日本の科学思想(近世)

10.日本の科学思想(近代①明治期)

11.日本の科学思想(近代②大正期・昭和初期)

12.20世紀の科学:学問分野の再編・新分野、科学と国家、科学批判

13.科学思想史の進展:ジェンダー、アグノトロジー

14.逸脱する科学、ELSI、科学技術社会論の台頭【オンデマンド】

15.レポート発表会・まとめ

成績評価の方法

・各回の小課題の提出(60%)

 各回の小課題は、授業の内容に言及し「自分のコメント(自分なりに考えたこと)」を簡潔に記述するものです。打刻なしは欠席扱いとなります。

・期末レポート(40%)

 十分に時間をかけて取り組んでください。

・その他:レポート発表者には加点(+10点)します。授業中の主体的な発言や独自性のあるコメント記述などもコミットメントとして加点します(+1点)。

成績評価の基準
秀  達成目標を超えた成果を上げている 100点~90点
優  達成目標に十分達している     89点~80点
良  達成目標に達している       79点~70点
可  達成目標に概ね達している     69点~60点
不可 達成目標に達していない      59点以下

主に以下の観点から評価します。

・科学技術に関する思想をその当時の社会状況との関わりで捉えているか。
・グローバルな視点で多面的に考えているか。
・自分のたてたテーマで、調査および考察ができているか。

※上記が、口頭または文章で表現されていることが必要です。

事前・事後学修等の指示及び履修にあたっての注意事項

・事前学修:当該テーマについて参考書または関連文献を読む(各回60分)。

・事後学修:講義中に紹介・配布した資料を再読し、各回の課題に取り組む(各回60分)。期末レポートを作成し提出する(30時間相当)。

・レポートは、引用や参考文献などを必ず明記し、推敲すること。その際、調べて判明した事実と、他者の考え、自分の考えを明確に書き分けること。

教科書