授業科目名
  公共の哲学
   Public Philosophy
時間割番号
0309
担当教員名
  山田 智正
実務経験
反映科目
学科・年次
  工学部 1年次
科目区分
  人間社会
単位数
2
時間割
  前期 火曜1-2限
授業形態
講義
授業実施方法
  ☑ 対面【一部遠隔の場合あり】
  ☐ 全て遠隔【全授業(テストを除く)をオンデマンドで実施(全オンデマンド型)】
  ☐ 全て遠隔【同時双方向で実施】
  ☐ 全て遠隔【オンデマンド及び同時双方向で実施】
  ☐ 1/2遠隔【全授業のうち、1/2以上を遠隔(オンデマンド又は同時双方向)】

・「全て遠隔」又は「1/2遠隔」に✓のある科目は、遠隔授業の上限単位数60単位に算定されます。
・大学院には遠隔授業における上限単位数はありません。
ディプロマ・ポリシーとの対応
☑ 1. 人間,文化,社会を理解し,それらを技術的観点から考察する能力と技術を新しい生活につなぐ強い使命感・責任感,高い倫理観
☐ 2. 現象の理解・操作のための数理的基礎知識と科学的素養
☐ 3. 国内外の人々と対話できるコミュニケーション力と論理的思考力
☐ 4. (高度工学教育課程のみ)基幹となる専門分野の基盤的な知識・技術とこれによって課題を解決する能力,新たな知識・技術を習得する能力
☐ 4. (創造工学教育課程のみ)基幹となる専門分野の基礎知識と他の分野の知識・技術を関連づけ多面的に見ることで新たな価値を創出する能力
授業の目的・達成目標

目的:我々は社会においてどのように学び、考え、活動することができるか。公共(公共性)についての思想を中心に学び、この問いにどのように応答してきたかを学ぶ。具体的には活私開公、公共の福祉、共通善、国家の役割、ケイパビリティアプローチ、正義論といった概念の歴史を学び、公衆衛生、宗教、死、テクノロジーなど現代の諸問題の検討を通して「公共の哲学」について知見を習得することをめざす。

目標:各自、具体的事例を取り上げて、公共に関わる個々の思想について説明することができる。講義を踏まえて毎回の授業課題、小レポートをまとめることができる。

関連する学習・教育到達目標:グローバルな視点から多面的に物事を考える能力と素養を身につける。

授業計画
  1. イントロダクション(1)―講義の目的と目標 リベラルアーツ 哲学と哲学史
  2. イントロダクション(2) 公共と公共哲学 活私開公
  3. 公共の哲学の古典(1)アリストテレス  
  4. 公共の哲学の古典(2) トマス・アクィナス
  5. 公共の哲学の古典(3)  ルネッサンス期の政治・社会思想
  6. 公共の哲学の古典(4) 社会契約思想
  7. 近現代の公共の哲学(1)カント (小レポート提出)
  8. 近現代の公共の哲学(2) アーレント ハーバーマス
  9. 近現代の公共の哲学(3) リップマン ベラー
  10. 近現代の公共の哲学(4) セン  リクール
  11.  現代の諸問題 (1)  公衆衛生
  12.  現代の諸問題 (2)  宗教と愛
  13.  現代の諸問題 (3)    死と死者
  14.  現代の諸問題 (4)    テクノロジー
  15. 期末試験
  16. まとめ 公共の哲学の広がり
成績評価の方法

毎回の授業課題(40点)、小レポート(2000字以内)(20点)、期末試験(40点)により総合的に評価する。

成績評価の基準
秀  達成目標を超えた成果を上げている 100点~90点
優  達成目標に十分達している     89点~80点
良  達成目標に達している       79点~70点
可  達成目標に概ね達している     69点~60点
不可 達成目標に達していない      59点以下

講義の目的の目標の到達度を基準とする。
なお、各回のテーマに応じて発言し、意見を述べることが求められる。

事前・事後学修等の指示及び履修にあたっての注意事項

事前学修:参考書やシラバスをもとに予習(120 分)
事後学修:講義を聞きながら作成した授業ノートを完成させ、講義の最後に提示される課題を提出する(120 分)

教科書
講義中に参考文献を随時紹介する。
参考書
山脇直司『公共哲学とは何か』ちくま新書、藤本温・上原直人編著『工科系学生のための〈リベラルアーツ〉』知泉書館、2023、他は講義中に紹介する
オフィスアワー

火曜日12:00~13:00(メールアドレスはMoodleのコースページを参照のこと)