授業科目名
  工学専攻特別講義(知能情報)
   Special Lecture in Engineering (Computational Intelligence)
時間割番号
6609
担当教員名
  非常勤講師
実務経験
反映科目
O
学科・年次
  工学研究科博士前期課程 工学専攻 1年次
科目区分
  専門教育科目
単位数
1
時間割
  前期 集中
授業形態
演習
授業実施方法
  ☑ 対面【一部遠隔の場合あり】
  ☐ 全て遠隔【全授業(テストを除く)をオンデマンドで実施(全オンデマンド型)】
  ☐ 全て遠隔【同時双方向で実施】
  ☐ 全て遠隔【オンデマンド及び同時双方向で実施】
  ☐ 1/2遠隔【全授業のうち、1/2以上を遠隔(オンデマンド又は同時双方向)】

・「全て遠隔」又は「1/2遠隔」に✓のある科目は、遠隔授業の上限単位数60単位に算定されます。
・大学院には遠隔授業における上限単位数はありません。
ディプロマ・ポリシーとの対応
☐ 1. 人間、文化、社会の課題を技術的観点から理解・考察する能力
☑ 2. 広い範囲の工学的知識と数理的理解
☐ 3. 様々な研究者・技術者と意見を交わすことのできるコミュニケーション力
☑ 4. 課題に対して適切なアプローチを計画し、解決する問題解決力
☑ 5. 工学の高度な知識・技術とこれを現実課題に適用し解決する能力
授業の目的・達成目標

知能情報分野で研究されているAI等の技術を活用して地域社会の課題を解決する、いわば「地域をハックする」体験を提供します。チームを組んでフィールド調査を行い、問題解決のための技術アイデアを話し合います。大規模言語モデルを活用したプロトタイピングを通じて、実際の社会問題解決に向けたアプローチを学びます。本講義を通じて、実社会における技術の応用能力や課題解決能力、チームワークのスキルを高めることが達成目標です。

授業計画

以下を短期間の集中講義で行う予定です(変更の可能性があります)
1. イントロダクション
- 講義の目的、概要、期待される成果の説明
- 知能情報技術と地域社会の課題解決についての基本概念
2. チームビルディングとフィールド調査準備
- チーム形成のための話し合い
- チームごとの役割分担決定
- フィールド調査の目的、方法、計画の立案
3-4. フィールドワーク
- 地域のステークホルダーへのヒアリング
- 課題の背景や現状に関する情報収集
5. 課題分析とアイデア発案、プロトタイピングの準備
- フィールド調査から得られた課題の分析と関連データ収集
- 問題解決のためのアイデア発想
- プロトタイプ開発のためのツールと技術の紹介
- 大規模言語モデルを活用した開発プロセス
6. プロトタイピング(1)
- 機能の検討と優先順位決定
- 実装
7. プロトタイピング(2)とピッチ(プレゼン)の準備
- 実装
- ゴールデンサークルを意識したピッチ準備
8. ピッチとリフレクション
- プロジェクト成果のプレゼンとフィードバック
- 反省会&扱った地域課題の今後を考える

成績評価の方法

プロトタイプのデモを含むピッチ(プレゼン)100%

成績評価の基準
秀  達成目標を超えた成果を上げている 100点~90点
優  達成目標に十分達している     89点~80点
良  達成目標に達している       79点~70点
可  達成目標に概ね達している     69点~60点
不可 達成目標に達していない      59点以下

原則として、すべての演習に出席した履修者のプトロタイプのデモンストレーションを含むピッチを、上記に記載の成績評価の基準に従って成績評価する。

事前・事後学修等の指示及び履修にあたっての注意事項

講義スケジュール等はすべてMoodleにて周知する。

事前学習と事後学習:それぞれ2時間。フィールド調査とプロトタイピングのために必要。

教科書
なし
参考書
なし
オフィスアワー

siramatu@nitech.ac.jpへ連絡してください