授業科目名
  知能プログラム特論
   Advanced Theory of Intelligent Programming
時間割番号
4304
担当教員名
  白松 俊
実務経験
反映科目
O
学科・年次
  工学研究科博士前期課程 工学専攻 1年次
科目区分
  専門教育科目
単位数
1
時間割
  第4クォーター 火曜1-2限
授業形態
講義
授業実施方法
  ☐ 対面【一部遠隔の場合あり】
  ☐ 全て遠隔【全授業(テストを除く)をオンデマンドで実施(全オンデマンド型)】
  ☐ 全て遠隔【同時双方向で実施】
  ☑ 1/2遠隔【全授業のうち、1/2以上を遠隔(オンデマンド又は同時双方向)】

・「全て遠隔」又は「1/2遠隔」に✓のある科目は、遠隔授業の上限単位数60単位に算定されます。
・大学院には遠隔授業における上限単位数はありません。
ディプロマ・ポリシーとの対応
☐ 1. 人間、文化、社会の課題を技術的観点から理解・考察する能力
☑ 2. 広い範囲の工学的知識と数理的理解
☐ 3. 様々な研究者・技術者と意見を交わすことのできるコミュニケーション力
☑ 4. 課題に対して適切なアプローチを計画し、解決する問題解決力
☑ 5. 工学の高度な知識・技術とこれを現実課題に適用し解決する能力
授業の目的・達成目標

【授業の目的】

ナレッジグラフやセマンティックWebといった記号処理技術と,自然言語処理に関する先端研究(大規模言語モデル; LLM)について調査し,最新研究動向を把握習得する.また,把握した研究動向を参考にして,ナレッジグラフやLLMを用いたシステムを設計・開発する.

【達成目標】

1. セマンティックWebやナレッジグラフに関する技術動向を理解し,クエリ言語SPARQLを習得する.

2. 自然言語処理に関する技術動向を理解し,LLMのプロンプトエンジニアリングを体験する.

3. ナレッジグラフ(Wikidataなど)やLLM(GPT-4など)を活用したサービスのアイデアを考案し,プロトタイピングを行う.

授業計画

第1~2週: セマンティックWebやナレッジグラフ、自然言語処理に関する講義

第3週:Google Colaboratory上でSPARQL検索やGPT-4のAPIを体験(ハンズオン)

第4~7週: ナレッジグラフやLLMを使ったサービスアイデア発想とそのプロトタイピング(Teams上で同時双方向の演習を予定)

第8週:最終発表(データサイエンティストの実務型教員によるアドバイスあり)

成績評価の方法

前半に出題するレポートと後半のプロトタイピングやアイデアを評価する。
比重は、前半レポート:後半プロトタイピング=3:7 とする。

成績評価の基準
秀  達成目標を超えた成果を上げている 100点~90点
優  達成目標に十分達している     89点~80点
良  達成目標に達している       79点~70点
可  達成目標に概ね達している     69点~60点
不可 達成目標に達していない      59点以下

指定されたすべての提出物を提出すること。

事前・事後学修等の指示及び履修にあたっての注意事項

プロトタイピングする上での必要性に応じて講義内容を復習し、Google Colaboratory上でサンプルコードを変えながら試行錯誤すること(100分程度)。

教科書
講義中に適時紹介
参考書
講義中に適時紹介
オフィスアワー

Email (siramatu@nitech.ac.jp) で問い合わせて下さい