授業科目名
  微分積分Ⅰ及び演習
   CalculusⅠ and Recitation
時間割番号
0019
担当教員名
  小林 善司
実務経験
反映科目
学科・年次
  工学部 1年次
科目区分
  自然科学基礎
単位数
3
時間割
  前期 水曜3-4限 金曜3-4限
授業形態
講義
授業実施方法
  ☑ 対面【一部遠隔の場合あり】
  ☐ 全て遠隔【全授業(テストを除く)をオンデマンドで実施(全オンデマンド型)】
  ☐ 全て遠隔【同時双方向で実施】
  ☐ 1/2遠隔【全授業のうち、1/2以上を遠隔(オンデマンド又は同時双方向)】

・「全て遠隔」又は「1/2遠隔」に✓のある科目は、遠隔授業の上限単位数60単位に算定されます。
・大学院には遠隔授業における上限単位数はありません。
ディプロマ・ポリシーとの対応
☐ 1. 人間,文化,社会を理解し,それらを技術的観点から考察する能力と技術を新しい生活につなぐ強い使命感・責任感,高い倫理観
☑ 2. 現象の理解・操作のための数理的基礎知識と科学的素養
☐ 3. 国内外の人々と対話できるコミュニケーション力と論理的思考力
☐ 4. (高度工学教育課程のみ)基幹となる専門分野の基盤的な知識・技術とこれによって課題を解決する能力,新たな知識・技術を習得する能力
☐ 4. (創造工学教育課程のみ)基幹となる専門分野の基礎知識と他の分野の知識・技術を関連づけ多面的に見ることで新たな価値を創出する能力
授業の目的・達成目標

授業の目的:1変数関数の微分法および積分法について学習すること。
微分積分は、端的にいえば極限操作により関数の性質を調べたり、量を計算したりする体系であるが、自然科学・工学に現れる種々の連続的な対象を数学的に取り扱う際の最も基本的な道具となる。高等学校で学んだ微分積分の基礎的知識や計算技術をもとに、新しい題材を学習し、(すでに学んだ事柄についても)新しい観点から、極限、微分、積分の計算法について系統的に捉え直すことが目的である。

達成目標:目標に掲げた体系を理解し、種々の演習を行うことで、工学で必要な計算力と基本的な考え方を身につける。

授業計画

①~③ 関数と極限、冪級数:種々の極限および関数(特に逆三角関数)、冪級数
演習
達成目標1:いろいろな極限の求め方を身につけ、高校で学んだ関数にくわえて逆三角関数に親しみ、冪級数に慣れること]

④~⑧ 微分法:逆関数の微分法、高次導関数、平均値の定理とロピタル型の定理、テイラーの定理、テイラー展開(テイラー級数)
演習
達成目標2:1変数の微分法の主要な定理を理解し、いろいろな計算法を習得すること]

中間評価(適宜、適切な時期に行う)

⑨~⑭ 積分法:逆三角関数と積分、有理関数・無理関数・三角関数の積分、積分の漸化式、面積と曲線の長さ、広義積分、広義積分と正項級数
演習
達成目標3:1変数積分法の主要な定理と広義積分の概念を理解し、いろいろな計算法を習得すること]

⑮ 期末試験
⑯ 試験の解説

なお、本計画は1年次共通計画であるが、実施に際しては理解度等により、順序を含めて若干の差異がありえる。

成績評価の方法

中間試験50点、期末試験50点の合計100点で評価する。ただし、演習を3回以上欠席した場合は、試験の結果にかかわらず不合格とする。

成績評価の基準
秀  達成目標を超えた成果を上げている 100点~90点
優  達成目標に十分達している     89点~80点
良  達成目標に達している       79点~70点
可  達成目標に概ね達している     69点~60点
不可 達成目標に達していない      59点以下
事前・事後学修等の指示及び履修にあたっての注意事項

(1)講義の進行に応じて適宜問題演習が行われる。 週2コマ32回の授業のうち、講義と教室での問題演習を合わせて23回以上行う。残りは各自が演習の課題に取り組む時間である。教室で授業が行われる日程については別途指示する。

(2)学生生活案内に記されているように、授業時間以外に90時間以上の学習が必要である。

(3)演習準備として課題問題を事前に解いてくること。

(4)事後学習として授業内容を復習し、教科書等の該当する問題を解くこと。

教科書

検索 に戻る