授業科目名
  環境生態学特論Ⅰ
   Environmental EcologyⅠ
時間割番号
0913
担当教員名
  小田 亮
学科・年次
  工学研究科博士前期課程(新) 1年次
科目区分
  共通科目
単位数
1
時間割
  第1クォーター 木曜1-2限
授業の目的・達成目標
目的:環境問題は、いまや人類にとって最大の課題となっています。ひとくちに環境問題といっても、そこには政治・経済や自然科学といったさまざまな要因がかかわっているのです。この講義では、主に自然環境を生態学、人類学の視点からとらえ、生物を中心とした自然界の物質循環と情報の流れについて眺めていきます。
 
達成目標:
1. 生物進化と、その主要な要因である自然淘汰について正しく理解できる。
2. 地球上のさまざまな生態系の概要について正しく理解できる。

授業計画

1) はじめに

これからの講義の概要と進め方について説明する。

2) ニホンタンポポとセイヨウタンポポ

身近な生物であるタンポポを材料として、移入種問題について解説する。移入種がなぜ問題なのか、日本が直面している移入種問題の現状について理解することを目標とする。

3) 生物とは何か

そもそも生きているとはどういう状態をいうのか、地球上の生物にはどのようなものがあるのかといった、生物学の基本を理解することを目標とする。

4) 遺伝

遺伝と遺伝子の概念、メンデルの法則、DNAの構造、タンパク合成のしくみ等について理解することを目標とする。

5) 進化と自然淘汰

進化と自然淘汰の概念を理解することを目標とする。

6) 生態系

ニッチ、種分化への理解を通じて、生態系の概念について理解することを目標とする。

7) 干潟

水圏生態系と陸域生態系のあいだにある干潟についての理解を深め、なぜその保全が必要なのかを理解することを目標とする。

8) まとめ

本講義の内容を概観し、まとめを行う。

成績評価の方法

ほぼ毎回、講義内容に関連した簡単な質問の答えや感想を書いてもらう。また講義の最後にレポートを提出してもらう(日本語、英語のどちらでも可)。これらの総合得点により評価する。

成績評価の基準

各コマに掲げた目標の達成度と、総合的な内容の理解度。

履修にあたっての注意事項および教室外における準備学習などの指示
本講義は第2クォーターにおける「環境生態学特論II」の基礎となるものであり、引き続き「環境生態学特論II」を履修することが望ましい。
電子シラバスは、シラバスとしては内容が不十分である。最初の講義において、進め方や成績評価についてのより詳しい説明を行う。
教科書
特に指定しない
参考書